スペイン語から来たイタリア語で,通りを歩く,ってな感じですね.
基本的には3拍子で,低音が同じフレーズを繰り返し演奏し(basso ostinato),そこに乗せて演奏される曲で,変奏曲ですよね.
Ciacconaと混同されますね.ってか違いはなんなんです?
なぜこんな話をしたかというと,最近Händelのパッサカリアにハマってるからなんですね.
もーこれはすごい.
頭の中一日中流れていて,中毒ですよ.
排除できない.どーしてこういうあたまなんでしょうねー.
こういうのを,日本語では,「あやしうこそものぐるおしけれ」という.
まぁ,いろいろ聞いてみましたが,その中でお気に入りをひとつ.
1897年,Halvorsen(ノルウェーのヴァイオリニスト)編曲.楽譜はこちら.(PDFが開きます)
PerlmanとZukermanの演奏です.
若い時のもあるけれど,やっぱりこれが一番かな,と.
1997年,イスラエルフィルハーモニックオーケストラの60周年ガラ・コンサートにて.
それと,原曲を.
(4:08から)
ハープシコード組曲7番 HWV.432 6楽章.
1720年出版.
Händelはこのテーマが好きだったのかもしれない,なんて想像したりします.
オルガン協奏曲(作品7)HWV.306 の1番でも使われていますし.
どうでもいい話ですが,僕はちいさいころ,BMWとBWV,HMVとHWVを混同していました.
まぁ,そんなこともあるよねw
では,また.