2012年3月29日木曜日

パッサカリア

Passacagliaとは,音楽の形式で,古い舞曲ですね.
スペイン語から来たイタリア語で,通りを歩く,ってな感じですね.

基本的には3拍子で,低音が同じフレーズを繰り返し演奏し(basso ostinato),そこに乗せて演奏される曲で,変奏曲ですよね.
Ciacconaと混同されますね.ってか違いはなんなんです?

なぜこんな話をしたかというと,最近Händelのパッサカリアにハマってるからなんですね.
もーこれはすごい.
頭の中一日中流れていて,中毒ですよ.
排除できない.どーしてこういうあたまなんでしょうねー.
こういうのを,日本語では,「あやしうこそものぐるおしけれ」という.


まぁ,いろいろ聞いてみましたが,その中でお気に入りをひとつ.
1897年,Halvorsen(ノルウェーのヴァイオリニスト)編曲.楽譜はこちら.(PDFが開きます)
PerlmanとZukermanの演奏です.
若い時のもあるけれど,やっぱりこれが一番かな,と.
1997年,イスラエルフィルハーモニックオーケストラの60周年ガラ・コンサートにて.





それと,原曲を.



(4:08から)
ハープシコード組曲7番 HWV.432 6楽章.
1720年出版.


Händelはこのテーマが好きだったのかもしれない,なんて想像したりします.
オルガン協奏曲(作品7)HWV.306 の1番でも使われていますし.
(動画は0:29から,テーマは3:16から)



どうでもいい話ですが,僕はちいさいころ,BMWとBWV,HMVとHWVを混同していました.
まぁ,そんなこともあるよねw

では,また.

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